塩狩峠といえば、作家三浦綾子の小説『塩狩峠』や『氷点』の舞台としてもお馴染みの場所。ここは古くから桜の名所として、知る人ぞ知るお花見スポットです。毎年5月初旬から中旬にかけて、およそ1600本のエゾヤマ桜が咲き誇り、峠を愛らしい薄紅色で染め上げます。塩狩駅から南丘森林公園へと続く道路脇の桜並木も同じ頃に満開を迎えるので、美しい景色が広がります。5月中旬にはJRの臨時列車も運行され花見客で賑わいます。また、塩狩から「南丘森林公園」までの往復約14kmの道路両脇にも桜が植えられているので、ウォーキングもおすすめです。※三笠山自然公園では塩狩峠より1週間ほど早く桜が咲きます。

