面積3.3㎢の「うぐい沼」を中心に整備された自然あふれる公園。沼には昔々竜神が住んでいたという伝説が残り、アイヌの時代から「カムイ・ルル・トウ=神が魚をもってくる沼」と呼び大切にされてきた。水面に大小数個のハンの木やヤチダモが生い茂る浮島が点在し、風と共に湖面をゆったり静かに漂う風向明媚な佇まいを見せる。春は湿原に群生する水芭蕉のほか、黄色い花をつけた「エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)」が咲き、道内随一の名所となっている。秋は沼を取り囲む木々が色づき紅葉散策も楽しめる。周辺は野鳥の宝庫としても知られ、クマゲラ・カワセミ・ヤマセミ等が生息し、渡り鳥の中継地にもなっている。


