周囲約90km、面積約152k㎡のサロマ湖は、琵琶湖、霞ケ浦に次ぐ日本で3番目の広さを誇ります。サロマ湖はもともとオホーツク海の一部でしたが、長年のうちに砂州によって分離されて湖を形成しました。
オホーツク海から流入するプランクトン豊富な海水とたくさんの川から流入する淡水が混ざるサロマ湖は、ホタテやカキなどの養殖に恵まれた漁場でもあります。
雄大で静かなその姿は四季折々の魅力を秘めた観光名所の一つです。
夏には三里浜キャンプ場がたくさんの家族連れなどで賑わいますが、キャンプ場の手前にある「龍宮台展望公園」の展望台からは北東側にオホーツク海、南西側にサロマ湖を一度に見ることができ、天気が良ければ知床連山も一望できます。そして、何と言っても展望台から見るサロマ湖の夕日は絶景です。写真の撮影スポットにいかがでしょうか。
また、サロマ湖の西側に位置する鶴沼原生花園では、秋(9~10月)になると「サンゴ草」が真っ赤な絨毯を敷き詰めたように色付きます。冬は、湖面が凍結するとチカ釣りが人気のスポットです。

