平成10年(1998年)に廃校になった珊内(さんない)小中学校の校舎を改修し、同年に開設された郷土玩具の展示施設。2階建ての元校舎の各フロアには、教室4個分の壁を抜いて作った展示スペースがあり、コレクターからの寄贈などで集められた全国各地の郷土玩具が所狭しと展示されています。1階には土人形や張り子、こけし、お面など、江戸時代から伝わる日本各地の大小様々な郷土玩具が2000点以上常設展示され、2階には和凧約400点の常設展示と北海道各地の民芸工芸品などが特設展示されています。受け継がれてきた玩具の表情や印象から、各地域に根付いた文化や価値観を読み解いてみてはいかがでしょうか。

