「北海道」の名付け親である、幕末の探検家「松浦 武四郎」。その基となる「北加伊道」という名は音威子府村で発想されました。安政4年(1857年)、幕末の探検家・松浦武四郎は天塩から石狩川上流への道路開さく調査をした際、これを「天塩日誌」に記録しています。この記録の中では、当時の天塩川流域の状況が克明に報告され、過去の様子を知ることが出来る大変貴重な資料とされています。そして何よりも重要なのがこの調査の帰路、音威子府村筬島(おさしま)地区の鬼刺辺(おにさしべ)川付近で野営した時、アイヌ民族の集落(コタン)に立ち寄り、アエトモという古老(エカシ)に「カイナー」と言う言葉の意味を尋ねたところ、「カイ」は「この国に生まれたもの」で、「ナー」は敬語ということを教えてもらったというような記録が残されていることです。 明治2年(1869年)の「蝦夷地」(のちの北海道)改称に先立ち、開拓判官であった武四郎は、「道名の義につき意見書」を明治政府に提出、日本の「北」にある「カイ」、それに旧領土を指す「道」をつけ『北加伊道』という案を発想し、これを含めた六道名案を由来とともにを提案をしました。そして、この『北加伊道』を基にし、現在の『北海道』の名称が誕生したと言われています。
現在、この松浦武四郎の『天塩日誌』に残された記録などから、筬島地区天塩川流域の地に『北海道命名の地』碑を建立しました。2011年7月には、それまで建立されていた碑を再建立し、北海道知事高橋はるみ知事が揮毫(きごう)した新たな碑(全長5メートル、地元産トドマツ使用)が建ち、『北海道命名』にまつわる歴史を物語る地として多くの方々が訪れています。
登録:音威子府村観光協会 更新日:2022/02/16
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基本情報
詳細情報
観光素材
観光素材名 | 松浦武四郎 北海道命名の地/音威子府村 |
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観光素材名(英語名) | |
季節 | 春、夏、秋 |
エリア | 音威子府村 |
カテゴリー | 学ぶ、歴史・文化 |
対象 | ひとり旅、ミドル・シニア |
平均滞在/所要時間 | 1時間未満 |
滞在/所要時間目安 | 1時間未満 |
滞在/所要時間目安(最長) | 1時間未満 |
滞在時間補足 | |
受入区分 | |
受入可能人数 | |
営業期間 | |
営業日 | |
営業日等の備考 | |
定休日 | |
営業時間① | |
営業時間② | |
営業時間の備考 | ※24時間開放。冬は除雪を行わないため見学不可 |
入場料(税込み)/大人 | |
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入場料(税込み)/子ども | |
入場料補足 | |
無料エリア | |
公共交通でのアクセス | 音威子府村市街から約8km、JR宗谷本線筬島駅から約1km |
最寄り空港からの所要時間 | |
駐車場台数(大型バス) | 1~2 |
駐車場台数(普通車) | 20台(無料) |
駐輪場台数(自転車、バイク) | |
駐車場料金 | |
バリアフリー対応 | 無し |
ペット同伴可否 | |
Wi-Fi対応 | 無 |
外国語対応スタッフ | なし |
喫煙スペース | 無 |
授乳スペース | 無 |
男性用トイレ個数(大小合計) | 無 |
女性用トイレ個数 | 無 |
バリアフリートイレ個数 | 無 |
クレジットカード決済(VISA、Masterなど) | 否 |
電子マネー決済(Suica、Waonなど) | 否 |
QR決済(Alipay、WeChatPayなど) | 否 |
その他備考 |