1993(平成5)年に発生した北海道南西沖地震では、津波により奥尻島では多くの被害を受けました。しかしながら各地からの多くの支援により1998(平成10)年に復興を高らかに宣言することができました。奥尻島津波館では災害の記憶と教訓、そして全国から寄せられた復興支援への感謝を後世に伝えています。
臨場感ある映像と音とで楽しめる「映像ホール」では、地震の発生メカニズムから災害の規模、復興への姿がつづられたドキュメントをご覧になれるほか、7つのテーマに分かれた展示スペースを見学できます。
このほか奥尻島内で出土した遺跡出土物も展示しており、施設外には黒御影石でつくられた石碑である「時空翔」があります。地震発生の7月12日に海に向かって石の正面に立てば、くぼみの中へ沈む夕日を見ることができます。
入館料:大人520円、小人170円

